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大崎 龍治

10歳よりクラシックピアノを始め、14歳の時にはNHKピアノコンクールに選抜出場。早稲田大学時代には、ギターの増尾好秋氏も在籍したモダンジャズ研究会に所属し、代表グループの一員として全国ツアーを行う。在学中にJVCが主催したコンテストで優勝し、オリジナル曲を含めた初アルバム「Just Diggin'」を発表。卒業後は「Pit Inn」などの都内有数のライブハウスを中心に演奏活動を始める。同時に作曲活動も開始し、PIONEER、SONYなどにTVCM、ラジオCM用の楽曲提供を行う。東京の老舗ジャズスポット新宿「J」、表参道「JazzBird」などで30年以上にわたってリーダーとしてピアノトリオでの演奏活動を続けている。1980年代にはホテルニューオータニの専属ピアニストとしてホテル内のバーやレストランなどで定期的に演奏し、国内外のミュージャンと共演。MJQ、カラパナなどのメンバーと出会い、影響を受ける。また原宿にあったライブハウス「MakeUp」では、当時クルセイダースのベーシストして活躍したアルフォンソ・ジョンソンや敬愛するスティービー・ワンダーとの交流を果たす。1997年には浅草ジャズフェスティバルでコンボ部門で1位に輝く。
2000年頃からオリジナル曲の制作を本格的に再開し、自己のトリオにて積極的に演奏を続けている。2009年の6月27日(土)にニューヨークのカーネギー・ホール「Weil Recital Hall」において全曲オリジナル作品のコンサートを行ない、大成功を収める。コンサートメンバーによる米国でのスタジオ録音を行い、リーダーアルバムとして2010年2月1日にリリース。